eスポーツで健康になる?シニア世代では認知機能改善も

おうち時間が増え、家でゲームをする機会も増えたのではないでしょうか。

eスポーツという言葉もよく聞かれるようになりました。

コンピューターゲームで対戦し、勝敗を競うものです。

 

「オリンピック競技に採用を」という動きもある一方で、依存症の心配があるという賛否両論の声があります。

そんなeスポーツのプレーが健康にどんな影響を与えるか、筑波大学が2020年7月に調査を行いました。

条件は学生13人に対し、心拍センサーを装着してサッカーゲームのオンライン退会を開催し、試合中に唾液を採取するなどの調査です。

結果は、心拍数はウォーキングをした場合と同等程度に上昇し、適度な運動を行うと分泌されるというホルモンも唾液中の濃度が上がったということが確認されました。

昨今はシニア世代のプレーヤーも増えてきているという情報もあります。

ある調査では認知機能の改善も報告されています。

eスポーツでダイエットは出来るのでしょうか。

健康増進に役立つのでしょうか?

気になったので少し調べてみました。

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eスポーツの消費カロリーは?ウォーキングの消費カロリーと比べてみました

eスポーツでダイエットと考えると知りたいのが、消費されるカロリーの量です。

具体的な数字は残念ながら出てきませんでしたが、ウォーキングと同等の心拍数であるとの調査結果でしたので、時速4キロで歩いた消費カロリーと同じである仮定します。

 

体重50㎏の人が30分歩くと消費カロリーは約80kcalです。

調べによると、プロゲーマーの1日の練習時間は10時間とも14時間とも言われています。

 

当てはめると10時間のプレーで、1,575kcalを消費している計算になりました。

 

会社員や主婦が、1日10時間を費やすのは難しいですね。

あるダイエットコラムでは、1日300kcalの運動での消費を推進しています。

逆算すると104分。2時間弱の継続したプレー時間となります。

これなら少しはハードルが低そうですが、「eスポーツでダイエットできる、体重が減る」という専門機関による正確な調査結果は見つかりませんでしたので実施は自己責任となります。

 

eスポーツは不健康?心配される健康障害について

eスポーツで懸念されるのが、健康面での心配です。

以前からゲーム依存については問題視されていました。

トッププレーヤーを目指して真剣に取り組むことと、ゲーム依存・ゲーム障害によって長時間プレーすることは違います。

プレー時間を自分でコントロール出来るかどうかが重要な差ですね。

 

ゲーム障害の脳は、アルコール依存症やギャンブル障害の患者と同様の反応が見られるという結果もあります。

「理性」をつかさどる脳の機能が低下し、「本能」「感情」をつかさどる脳の機能に支配されてしまう状態です。

ゲーム障害は、「ゲームをしたい」「遊びたい」という欲求がコントロールできなくなってしまうという障害で深刻な場合は入院治療が必要になる場合もあるようなので注意が必要ですね。

具体的な体調面での他の不安は、やはり長時間プレーによる腱鞘炎や肩こり、腰痛や眼精疲労などの問題です。

スポーツやゲーム、と銘打っていてもPC作業・デスクワークと似ています。

もし、仕事でデスクワークをした後、家でeスポーツを楽しむということになると、ほとんど1日中同じ姿勢で腕や指などを酷使していることになりますね。

eスポーツの醍醐味のひとつは繋がれることでもあります。

遠くにいるプレーヤーと仲間になり、時に親しくもなる。

素敵なことではありますが、顔が見えない分心無い言葉も飛び交うこともあるようで、ネガティブな言葉に耐えられず、eスポーツから距離を置いてしまう人もいるようです。

精神面で不調を抱えてしまう可能性があることも、心配な点ですね。

 

eスポーツはシニアでも楽しめるバリアフリースポーツ

先にeスポーツ健康面の心配を挙げましたが、一方で健康に良いという結果も出ています。

横浜市の日本アクティビティ協会は、いくつかの大学とeスポーツに関する調査を行っています。

例えば諏訪東京理科大と実施した認知機能調査です。

70代から80代の21人に対し、週1回ゲームを行ってもらい8週間後の結果を比較したところ、「健康」と診断された人が12人から15人に増えました。

また、慶応大との注意機能評価の検査では、10週間後には60代から80代の21人の、テストに要する時間が短縮されたことも発表されました。

ほかにも、脳の血流や眼球の動きに変化が起こったことが確認されています。

高齢化社会が進む中、eスポーツによる認知機能の改善が見込まれるのであれば、今後取り入れることを検討したいスポーツです。

さいたま市や、神戸市には60歳以上限定などシルバー世代のeスポーツ専用施設やスポーツ協会が立ち上がっています。

パソコンを使ったことのない人にも一から教わることができるなど、親切な対応も嬉しいサービスです。

おうち時間が増え、孤立や周囲との交流減少が問題にもなるシニア世代。

オンラインでつながることで、新しいコミュニケーションツールとして活用されることも期待されます。

プレーに男女の差も年齢の差もないということは、遠方に住む友人と楽しむことも、別に暮らす孫や家族と楽しむことも可能です。

 

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eスポーツで大事なのは環境

ゲーム依存の問題や、長時間同じ姿勢による体のコリや眼精疲労など、eスポーツではプレー環境にも少し注意する必要があります。

 

  • 時間を決めて楽しむこと
  • 30分に1度休憩すること
  • シニア世代は特に、始める前に手指の準備運動。終わったら深呼吸やストレッチをして興奮をしずめること
  • 画面の周りがまぶしいと目が疲れやすいとのことなので、モニターを壁沿いに設置するなどの対策をとること

 

これらの環境に注意して、なにごとに過度にやりすぎないように気をつけたいですね。

 

まとめ

eスポーツでウォーキングと同等の運動結果が見られたということで、ダイエットに活用できないか調べてみました。

結果は正確な調査はされていませんでしたが、ウォーキングと同等と考えるならプレー時間は2時間弱で300kcalの消費が期待できます。

が、長時間同じ姿勢を取り続けることによる別の健康被害への心配、ゲーム依存という精神的な問題も発生します。

しかし一方で、シルバー世代の認知機能向上や脳機能が活性化するという結果も発表されています。

大事なのは、適度な休憩時間とルール作り、体の負担を軽減させる環境づくりは必要ですね。

賛否両論あるeスポーツですが、最初から敬遠せず、要不要を含めた自分なりの楽しみ方を見つけられると良いですね。

 

 

 

 

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