
奈良県橿原市にある橿原神宮は、初代天皇である「神武天皇」と皇后の「媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)」が祀られており、日本のはじまりの地としても密かに人気を集めています。
奈良県内だけでなく他府県からも多くの参拝者が訪れ、初詣は三が日だけでも100万人以上の方が参拝されます。
そんな人気参拝スポットである橿原神宮の混雑状況や、参拝におすすめの時間帯について紹介していきたいと思います。
橿原神宮の初詣の混雑状況は?
まず、参拝時間ですが年末年始の参拝時間は通常と少し異なっていますのでご注意ください。
- 12月31日:6時30分~1月1日22時
- 1月2日~3日:6時30分〜20時
- 1月4日~7日:6時30分〜18時
当然1月1日~1月3日の日中は多くの人が訪れるため、混雑を避けることはできません。
では日付ごとに詳しく解説していきます。
夜中でも参拝できるのはこの日だけなので、年越しをする人たちで賑わい夜中でも混雑しています。
0時から初太鼓、6時から歳旦祭があるため1日を通して混雑している時間が長く、元旦は三が日の中でも最も混雑が予想されます。
三ヶ日を過ぎると、混雑は緩和されます。
まだまだ参拝者は多いのですが、人で溢れ返ることはないためスムーズに進むことができます。
全日程を通して言えることは、午前中であれば参拝に向かう人の流れにのって比較的スムーズに歩くことができます。
ですが表参道には屋台がたくさん並ぶため、お昼に向かうにつれ屋台へ向かう人、参拝へ向かう人、帰路につく人が入り交じり参道は人で溢れ返ります。
ただし流れがゆっくりになるだけで、身動きが取れない程ではありません。
表参道を進みきり、南神門前の広場まで抜けると混雑はなくなります。
境内は広々としているので、初詣の参拝者が100万人以上と言われている割には混雑を感じることは少ないでしょう。
参拝する所では少し並びますが、長蛇の列ができる程ではないのでそれほど時間はかかりません。
橿原神宮の初詣といえば外拝殿前にある巨大な絵馬が有名で、撮影スポットとしても人気なため写真を撮るために列ができることもあります。
ですが、ここで並ぶか並ばないかはその時の運しだいといった感じで、三が日であってもいつも行列ができている訳ではありません。
橿原神宮初詣の駐車場について
駐車場は臨時駐車場を含め1500台駐車できます。
十分な広さは確保されており、駐車できないということはありません。
しかし駐車場に入るまでの道が非常に混雑します。
そのためお昼以降に参拝される場合は、駐車場に入るまでに1時間ほどかかる場合もあります。
橿原神宮の初詣おすすめ参拝時間をご紹介
早朝(6時30分〜8時)、もしくは夕方16時以降であれば混雑を避けることができます。
高齢者や小さなお子さまと一緒の場合は特に、駐車場の混雑も避けれるため早朝の参拝がおすすめです。
また1月4日以降であれば昼間でも三が日ほどの混雑はありません。
橿原神宮への初詣のアクセスは?
駐車場の混雑を避けたい場合は、車ではなく電車の利用をおすすめします。
橿原神宮の最寄駅は近鉄南大阪線・橿原線の「橿原神宮前駅」です。電車内もそれほど混雑しませんし、臨時ダイヤになるため普段より電車の本数が増えます。駅からのアクセスも良く、中央出口の改札を出ると目の前にたくさんの屋台が広がっているため、境内に向かうまでの道中も楽しむことができます。
橿原神宮の初詣 屋台や出店はある?
初詣期間は約300店もの屋台が参道に並びます。
大晦日の夜は屋台の数がそれほど多くありませんが、三が日の日中はかなり賑わいを見せています。1月4日以降は少し出店数が減りますが、まだ十分に正月感を味わうことができます。
たこ焼き、焼きそば、じゃがバター、からあげ、フランクフルト、フライドポテト、イカ焼き、ホルモン焼き、焼きトウモロコシ、はしまきなどの定番商品に加え、ここ数年は流行りのチーズドッグも見かけるようになりました。
またスイーツ系ではりんご飴、チョコバナナ、クレープ、大判焼き、ベビーカステラ、天津甘栗、綿菓子などもあります。
その中でも毎年行列を作っているのが、鳥居前の橋の横にあるたこ焼き屋さんです。他にもたこ焼きを売っているお店はあるのですが、ここのたこ焼きは格別で一度並んでみる価値はありますよ。
また食べ物以外にもお面、射的、くじびき、ヨーヨーすくい、金魚すくいなどの遊びもあるので、お子さまも楽しむことができます。
初詣期間はイートインスペースや広い座敷がある飲み屋さんも数軒あるため、昼間からお酒やあてをつまみ宴会を楽しむこともできます。
まとめ
橿原神宮は境内がとても広いため、三が日で混雑が予想される時間帯であっても長時間並ぶ、身動きが取れなくなるといった事態が起こることはありませんので安心してください。
一番の難関は駐車場に入るまでの道路の混雑です。
混雑を避けたい場合は早朝に参拝をし、道路の混雑を避けたい場合は電車を利用するなど対策を行ってください。